6月以降、香川県で凶器を持ってコンビニに押し入る事件が相次いでいることを受け、香川県警がコンビニ4社と合同で強盗を想定した防犯訓練を行いました。
(訓練の様子)
「強盗や、お前金出せ、金出せや、聞こえへんのか」
訓練にはコンビニ4社の従業員ら約40人が参加し、刃物を持った男が店員を脅し、金を要求するという想定で行われました。
男が逃走した直後、店員は警備会社の通報装置を押し、110番通報します。そして、通報を受けて現場に駆け付けた警察官に犯人の特徴などを伝えました。
服装の特徴は正しく伝えられましたが、車のナンバーや年齢は違っていました。
警察官からは、まずは110番通報をし防犯カメラの映像をすぐに提示できるよう操作方法を確認する必要があるという指導を受けました。そして、実際にカラーボールを投げる訓練も行われました。
(セブンイレブン 高松春日町店/萬納明典 店長)
「犯人の特徴を聞かれてもそれが本当に合っているか分からなくなる。自分の店舗で起こったものと捉えて防犯を意識したいと思いました」
香川県では6月以降、凶器を持ってコンビニに押し入る強盗などの事件が3件相次いでいるため、訓練は事件があった付近のコンビニで行われました。
(香川県警 生活安全企画課/来田 寛 警部)
「訓練も年1回以上は警察と合同でしていただきたいと考えています」