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「現場は大変混乱」医師・歯科医の団体が健康保険証を廃止しないよう香川県に要望 マイナ保険証で業務負担増

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 香川県の医師と歯科医の団体が、「マイナ保険証」による業務負担の増加などを理由に、健康保険証を廃止しないよう香川県に要望しました。

 開業医を中心に医師や歯科医師ら約630人が加入する香川県保険医協会が、香川県に要望書を提出しました。

 協会では8月、加入者を対象に健康保険証とマイナンバーカードがひもづけされた「マイナ保険証」に関する業務負担やトラブルについて、アンケート調査を行いました。

 その結果、回答があった44件のうち37件で「業務量は増えた」と答えています。「患者への説明」や「機器の操作説明」などが主な理由でした。

 トラブルについては「負担割合の相違」が4件ありました。そのうち「実際は1割負担なのに3割負担となった」ものが3件でした。

 こうしたことを受け協会では、県に対して「マイナンバーカード」への一本化は中止し、従来の健康保険証を廃止しないよう求めています。

(香川県保険医協会/藤原高明 副理事長)
「現場は大変混乱しているというのが実態なので。こういう国民の声でいったんストップせよという世論を作っていく、こういうことが大事だと考える」

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