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「赤字ギリギリ…」香川県の公衆浴場が入浴料金引き上げを要望 の見通し

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 燃料費の高騰などを受けて、香川県内にある公衆浴場の入浴料金の上限が、10月から引き上げられる見通しとなりました。

 公衆浴場の料金は、都道府県ごとに上限が決められています。
 湯を沸かすための燃料費の高騰などで営業が困難になっているとして、香川県内の公衆浴場の事業者の組合は2023年4月、県に上限額を引き上げるよう要望していました。

(香川県公衆浴場業生活衛生同業組合/斎藤正人 副理事長)
「原油、電気代、水道光熱費が非常に経営を圧迫しておりまして、赤字ギリギリの状態」

 28日、香川県庁で公衆浴場の経営者や学識経験者などで構成される審議会が開かれ、入浴料金の改定について話し合いました。
 そして6歳未満(60円)と6歳~12歳未満(150円)は現状のまま据え置き、12歳以上は50円値上げし450円とするという審議結果をまとめました。

 審議会の結果を知事が認めれば、10月から上限が引き上げられます。上限額が引き上げられれば2015年12月以来です。

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