大相撲の秋巡業が、25日岡山市で行われました。
会場となった岡山市のジップアリーナ岡山に横綱・照ノ富士ら約110人の力士が集まりました。
約2500人が見守る中、約8tの土を運んで作られた土俵の上で、力士の取組が行われました。
岡山市出身で序二段の備巌山(びがんざん)が登場すると、会場が一段と盛り上がりました。
(岡山市出身/序二段 備巌山)
「緊張したが、自分の相撲が取れて良かった。まさかこんなに歓声をいただけると思っていなかったので、すごくびっくりした」
また取組の合間には力士が美声を披露する「相撲甚句」や、相撲の禁じ手をおもしろおかしく紹介する「初切」が行われました。
終盤には、幕内力士らの熱戦が繰り広げられました。
結びの一番は、霧島と貴景勝の大関同士の取組。ここは貴景勝が寄り切りで勝利しました。
(観客)
「やっぱり音とかが、ガンとぶつかってすごい」
(オーストラリアからの観客)
「素晴らしい。とっても興奮した」
(日本相撲協会 巡業部/玉ノ井 親方)
「平日にもかかわらず多くの皆さまに来ていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです」
秋巡業は、27日に真庭市でも行われます。