「高次脳機能障害」がある人の相談やリハビリ、就労までを一連でサポートする施設が、新しく高松市にオープンしました。
「かがわ総合リハビリテーション福祉センター」内に新しく作られた、「かがわ高次脳機能障害支援センター」です。
高次脳機能障害は、脳卒中や交通事故などによって脳機能に障害が起き、運動機能や記憶力が低下するなど、社会生活に支障が出る状態のことです。
13日はオープンを記念した式典が開かれ、医師や関係者ら約90人が出席しました。
新設された支援センターには、医師や理学療法士、社会福祉士などが常駐。高次脳機能障害の相談やリハビリ、就労など総合的な支援を受けることができます。
(かがわ高次脳機能障害支援センター/河井信行 センター長)
「(センターの設立によって)社会復帰が本当にスムーズに行えるように、支援していきたい」
香川県で高次脳機能障害の支援を総合的に行うことができるセンターの開設は初めてだということです。