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本を積んで島々を行き来する「図書館船」 2025年春に運航開始へ 建築家・安藤忠雄さんと香川県が準備

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 本を積んで瀬戸内の島や港を行き来する「図書館船」について、建築家の安藤忠雄さんと香川県が準備を進めています。池田知事は、12月12日の県議会の一般質問で「2025年春の運航開始を目指す」と明らかにしました。

 「図書館船」は、建築家の安藤忠雄さんが、2023年5月に行われた講演会で構想を明らかにし、県と話し合いを進めているものです。

 県によりますと、安藤さんは「2024年度末をめどに、3000冊程度の本を積むことができる小型の船舶を寄贈する」とし、「子どもたちのために有効活用してほしい」という意向を示しているそうです。蔵書は県が用意します。

 県は、2023年度中に子どもを含めた島民らにアンケート調査を行い、「読みたい本」や「期待すること」などを尋ねる予定で、その意見を踏まえて、蔵書の選定や運営方法の検討を行います。

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