食材費の高騰を受け、高松市が市立の小・中学校の給食費を値上げする方針を示しました。
高松市議会の教育民生調査会で市の担当者が議員に6年ぶりの値上げとなることや、値上げ幅を1食あたり最大57円とすることなどを説明しました。
食材費が高騰する中、高松市はこれまで国の地方創生臨時交付金を活用してしのいできましたが、現在の給食費が物価高騰を踏まえた実態と大きく異なっていることから値上げを決めたとしています。
ただし2024年度は、値上げ分は公費を活用し、保護者の負担は増やさない考えです。
給食費を巡っては、高松市は市立小中学校の2024年1月から3月までの給食費を無償化する方針です。