年末は交通量が多く、事故が増える恐れがあるため、岡山市消防局が実際の事故を想定した訓練を行いました。
訓練には5つの消防署から28人の救助隊員が参加しました。
渋滞中の車にタンクローリーが衝突し、車内に2人が取り残されたという想定です。隊員は、現場に着くまでに集めた情報と現場の状況を見ながら、その場で救助方法を決めます。
素早く救助するための役割分担がうまくいっているかや、指示通りに活動できているかなどをチェックしました。
(岡山市南消防署 特別救助隊/松田智志 隊長)
「(今回は)一カ所に集中しすぎていたかなと。今まで取り組んできている実力がしっかり発揮できるので、とても有意義な訓練となりました」
警察によりますと、年末は日没が早くなることに加え、旅行客の増加で交通の流れが変わり、事故が増える恐れがあるということです。