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園児が「火事の怖さ」を学ぶ パネルシアターでわかりやすく 岡山・高梁市【こつこつ防災】

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 防災の話題を伝える「こつこつ防災」です。岡山県高梁市の幼稚園で子どもたちが火事の怖さを学びました。

 秋の全国火災予防運動に合わせて高梁市の高梁幼稚園で行われた火災予防の啓発イベント。園児約30人に高梁市消防団の女性団員らが「火事の怖さ」を伝えました。

(高梁市消防本部/川上八平さん)
「園児の火災予防の意識を高めるために、今回パネルシアターを行いました。コロナ禍がありまして4年ぶりにパネルシアターを行うことができました」

 パネルシアターは、布を張ったボードにキャラクターを描いた絵などを貼ったり外したりしながら話を進めて行くものです。

 高梁市では2014年から毎年、春と秋の火災予防運動の期間中に女性消防団員らが全ての幼稚園と保育園を回っています。

(高梁市消防団 女性部/内田由夏 班長)
「子どもたちにわかるようなウサギとかクマとかのイラストで、どれだけ火が危ないかと、怖いかという危険性と、火の遊びはしない、絶対にということを伝えたいですね」

(高梁市消防団 女性部/三村繁美 部長)
「消防署の職員さんが行くだけではなくって、女性消防団(員)が行ったら、やっぱり優しいというか気遣いもありますし」

消防団員「お鍋の中から火が出たら(消化器とバケツの水)どっちで消しますか?」
園児「消火器!」

 園児は火事が起きたときの対応などを学びました。

 そして、3つの約束をしました。

(園児)
「火事があったら、すぐ逃げる」
「火遊び、ダメ!」
「ストーブの周りで走らない」

 ちゃんと伝わったようです。

 高梁市では、2023年は、10月末の時点で15件の火災が発生しています。2022年の同じ時期に比べると13件減っています。

(高梁市消防本部/川上八平さん)
「きょうのパネルシアターを見ていただいて、園児がお家に帰って家族にお話をしていただき、防火意識を家族全体に広めてもらって、火災が1件でも少なくなればということを望んでいます」

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