ニュース

開校2年遅れで生徒数は? さぬき市の県立高校統合について地元の関係者が意見 香川

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 さぬき市の3つの県立高校を統合し新設する計画について20日、地元で準備委員会が開かれました。当初の予定よりも開校が2年遅れることなど基本計画について、地域の学校関係者らから意見を聞きました。

 さぬき市の津田高校で開かれた準備委員会には、学校関係者や地域の事業者らが参加しました。

 6回目となる今回は、県教委が策定した新設校整備の基本計画について報告し、意見を募りました。

(志度高校/多田俊昭 校長)
「開校が2年遅れる訳ですけど、当然15歳人口はおそらく2年遅れることでまた減ると思うんですけど、2030年4月になっても(想定している)8学級が維持できるのかどうか」

(香川県教育委員会 高校教育課/吉田 智 課長)
「現状では8学級でいくつもりです」

 参加者からは、ほかにも「最寄りの駅からは1kmほど距離があるが、この立地で生徒を集める手立てはあるのか」「周辺の道路は交通量が多いが、通学路の安全は確保できるのか」といった意見が出ました。

(香川県教育委員会 高校教育課/橘 正隆 課長補佐)
「学校と地域が連携した教育を一層進めていくということを考えていて、そのためのよりよい学校と地域の連携のあり方を中心に探りながら、議論を深めていきたい」

 開校時期の遅れに伴い、新たな高校の概要や制服の発表は2027年度になる予定です。

関連ニュース

あわせて読みたい

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース