香川県の浜田知事はさぬき市の3つの県立高校を統合する計画について、さぬき市造田地区に新校舎を整備し、2028年度に開校する考えを示しました。
21日に開かれた香川県議会の代表質問で答弁しました。
香川県教育委員会は、東讃地区の中学校を卒業する生徒の数が減っているとして、さぬき市の石田、志度、津田の3つの高校を統合する方針を示していました。
校舎については3校のいずれかを継続して使うことも含めて検討していましたが、さぬき市造田地区に新校舎を整備するのが最善だと判断したということです。
理由については、JR高徳線と琴電長尾線を利用して通学できることや、石田高校の農業実習地を引き続き活用しやすいことなどを挙げています。
県教委は、地元住民の意見を聞きながら2028年4月の開校を目指したいとしています。