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「派閥の意向断り切れず…」と事務所が還付認める 自民・安倍派所属の石井正弘参院議員が謝罪 岡山選挙区選出

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 自民党派閥の政治資金を巡る問題で、清和政策研究会(安倍派)に所属している石井正弘参院議員(岡山選挙区選出)の事務所が、19日に書面で、キックバックを受け取っていたことを認めました。

 書面では「派閥の意向を断り切れず、やむなく東京事務所が販売目標を上回った額の還付を受けていましたが、そのまま分離して保管し、一切費消していません」と説明しています。事務所の担当者は、還付の金額は明らかにしていませんが、還付金用の口座を作って別に保管していたとしています。
 その上で、「寄付金として処理すべきとの派閥としての方針に基づき、できるだけ速やかに収支報告書を訂正し、県選管に提出いたします」としています。

 また石井参院議員は「多大なご心配とご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」とコメントしています。

 石井正弘参院議員は、岡山県知事を経て、2013年の参院選で初当選。2019年に再選を果たしました。清和政策研究会(安倍派)には2015年に入会していました。

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