派閥の「裏金」問題を巡り自民党は4日、過去5年間の政治資金収支報告書の不記載額が500万円以上の議員ら39人の処分を決めました。
岡山選挙区選出の石井正弘参院議員は、2022年までの5年間で所属する安倍派のパーティー券の「キックバック」として総額378万円を受け取っているにもかかわらず、収支報告書に記載していませんでした。(1月に収支報告書を訂正)
石井議員は党則に基づく処分ではなく、近く「幹事長注意」を受ける見通しです。
石井議員は「注意を真摯に受け止め、思い切った政治の刷新に取り組むことで国民の信頼回復に努める」というコメントを出しています。
自民党岡山県連の会長は引き続き務める意向です。