岡山県備前市は老朽化した「備前焼ミュージアム」を建て替え、2025年春のオープンを目指しています。1月30日、新築工事の安全祈願祭が行われました。
新しいミュージアムは3階建てで、延べ床面積は約2600平方メートル。常設展示室は2階に設けられるほか、市内にある歴史民俗資料館や埋蔵文化財管理センターに収蔵されている資料のうち、備前焼に関連するものをミュージアムの1階に移動させ、常設展示を予定しています。
また、備前焼の収蔵庫は、約3倍に拡張されるということです。
総事業費は約24億2900万円で、工期は2025年3月までです。
備前焼ミュージアムは開館から50年以上が経って老朽化が進み、耐震性に問題があることから建て替えのため2023年5月から休館しています。