2月3日は節分……ということで今回は、香川県の「鬼」を紹介します。
高松港からフェリーで20分の女木島。鬼ヶ島と呼ばれるこの島の、節分にぴったりな場所……。
(野口真菜リポート)
「それがこちら! 桃太郎伝説で有名な鬼ヶ島大洞窟です。中ではたくさんの鬼たちが出迎えてくれますよ!」
実は……この洞窟は、1914年に地元の郷土史家が発見しました。
「人の手で掘ったもの」とされていて、「紀元前に造られた」という説もあります。
(鬼ヶ島観光協会 ガイド/山田哲也さん)
「ここは鬼のミーティングルームです。右の鬼はお酒が飲めないのに無理やり飲まされて真っ青になっている状態。左の鬼は真っ赤っか、のんべえの鬼ですね。酒宴をしながら、将来どうやっていこうかと話し合いをしているところです」
昔、鬼が住んでいたという伝説をもとに、洞窟内では鬼たちの暮らしを表現しています。
怪しくもユニークな鬼たちに見送られたあとは……展望台から瀬戸内海を一望できます!
(野口真菜リポート)
「きれいー! この穏やかな景色を鬼も見ていたかもと思うと、夢が膨らみますね」
童心に帰って、伝説の鬼たちに思いをはせてみては?
【鬼ヶ島大洞窟(女木島)】
午前8時30分~午後5時(無休)
087‐840‐9055(鬼ヶ島観光協会)
港から洞窟までバス運行
大人…600円 小中学生…300円