高松市の通信制高校の生徒が地域の課題の解決策を考えようと、女木島でフィールドワークを行いました。
女木島を訪れたのは高松市の穴吹学園高校の2年生6人です。授業の一環で訪れたもので、島のために何ができるかを考えます。
(記者リポート)
「島の中ではニンニクや落花生といった作物の栽培が盛んなのですが、イノシシの被害を少しでも防ごうと、こうした柵が取り付けられています」
生徒たちは、島で暮らす人からイノシシの被害に困っていることを聞きました。
(島民の髙岸正春さん)
「(イノシシは)直島から男木へ行って男木から女木へ泳いできたみたい」
島の人によると、女木島では10年ほど前からイノシシを見るようになったということです。
高校生「イノシシの嫌いな臭いってあるんですか?」
棒本さん「ネギとかニンニク、スイセン。ああいう系統は嫌いなのかあまり来ないな」
高校生「わな1つあたりの価値というのは高価なもの?」
髙岸さん「4つで3万円」
生徒たちは、10月28日に解決策を島の人たちに提案する予定です。
(高校生は―)
「(イノシシは)電気柵ですら電線を切ってくるって聞いてイノシシの能力の高さにびっくりしました。(解決策を)考えることはできるので、それをやりたいです」