サッカーJ2・ファジアーノ岡山は、2月25日のシーズン開幕に向けて宮崎県でのキャンプ真っただ中。激しいポジション争いが繰り広げられています!
1月28日から、宮崎市でキャンプを行っているファジアーノ。6日はJ3・ツエーゲン金沢と45分ずつ3本のトレーニングマッチに臨みました。
まずは1本目、高橋からのクロスを4年目・木村が泥臭く押し込みアピールに成功します!
続く2本目では、今シーズンから背番号10を背負う田中が2ゴールを決めて存在感を示すと、ルーキーの吉尾も持ち味のスピードを生かして、対外試合初ゴール!
攻撃的なポジションを争う3人が結果を残し、合計6対2でファジアーノが勝利しました。
(4季目のシーズン/木村太哉 選手)
「2本目のチームの同じポジションの選手が点を決めたり、ポジション争いは大変だなと思いますけど、しっかり背後に抜けたり仕掛けるというところをどんどん突き詰めてやっていければ、アピールにつながる」
(今季から背番号10/田中雄大 選手)
「いい競争があることがチームを強くすることでもありますし、個人としても成長することができると思うので、自分自身もそこに対して貪欲にやっていきたい」
ファジアーノは今シーズン、東京オリンピック・ドイツ代表のゴールキーパー、ブローダーセンや、新キャプテン、J2・清水から加入のミッドフィールダー竹内涼など、実績のある選手を中心に13人の新戦力を獲得しました。
一方で昨シーズンの主力のほとんどが残留。いい緊張感の中、各ポジションで激しいメンバー争いが繰り広げられています。
(3季目のシーズン/木山隆之 監督)
「(Q.スタメンの悩み度合いは?)マックスですね。これだけみんなが充実してやっていると……。ただ、選手たちに言っているのは、強いチームになるためにはそれが大切ですし、誰が出てもチーム力が落ちないように、悩むところは僕が悩んでやらなきゃいけない」
開幕スタメンをつかむのは誰なのか。2月25日にホームで行われる栃木との開幕戦に注目です。