2013年に経営難で業務を停止した岡山県高梁市の旧温泉施設「ゆ・ら・ら」が、木質バイオマス発電所を核とする複合レジャー施設に生まれ変わり、29日のオープンを前に記念式典が行われました。
高梁市の「朝霧温泉ゆ・ら・ら」の跡地に整備された「高梁グリーンパーク」。記念式典には、高梁市の近藤隆則市長ら関係者100人あまりが出席しました。
「高梁グリーンパーク」は2021年に岡山市の情報通信会社「エヌディエス」が「ゆ・ら・ら」の跡地を購入し、整備を進めていました。
(記者リポート)
「こちらのスペース『天空マルシェ Komorebi』では高梁市などの地元特産品や全国の発酵食品が販売されています」
子どもたちがいろいろな木のおもちゃで遊びながら学べるキッズルーム。また、レストランでは発酵食品と地元の食材を使った料理を味わうことができます。
そして、中心施設は木質バイオマス発電所です。地元の間伐材などの木質チップを燃料として発電します。年間に一般家庭の約4300戸分に当たる1580万kwhを発電し売電する予定です。
(高梁グリーンパーク/前野洋行 支配人)
「木質バイオマスということで、木なり、森林をひとつのテーマにしていますので、今持っている施設のポテンシャルを生かしながら、いろんなイベントもうちながら、皆さんが集まっていただける、そんな施設になっていければと思っております」
「高梁グリーンパーク」は29日午前10時にオープンします。