2018年の西日本豪雨で大きな被害を受けた倉敷市真備地区で、本流の高梁川と支流の小田川の合流点を付け替える工事が完了しました。
23日、マービーふれあいセンターで記念式典が開かれ、約550人が参加しました。
小田川は柳井原貯水池を通る新たなルートにより、高梁川との合流点が約4.6km下流に移りました。大雨で高梁川から水が逆流する「バックウォーター現象」を抑え、小田川の水位を低くする狙いがあります。
国土交通省高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所の濱田靖彦所長は「治水安全度は大きく向上しています。しかし昨今の気象状況を考えると絶対に安全とは言い切れないと思いますので、危ないと思ったら早めの避難を」と話しています。