岡山県と山陰を結ぶJRの特急列車「やくも」の新しい車両が6日から運行を開始しました。
約40年ぶりの新型車両は、夕陽の鬱金色などをイメージした「やくもブロンズ」と呼ばれるオリジナルのカラーが特徴です。また、カーブに合わせて車体が傾くシステムを導入していて、今までの車両より乗り心地が良くなっています。
6日、JR岡山駅で出発式が開かれ、出雲市に向けた初めての出発を一目見ようと、多くの鉄道ファンらが集まりました。
JR西日本の藤原乗将理事岡山支社長は「観光振興を軸に、今後も交流人口の拡大や地域の活性化に努めていきたい」とあいさつしました。
「やくも」は1日15往復のうち6往復が新型車両で運行が始まり、6月中には15往復全てが新型車両に切り替わる予定です。