岡山県倉敷市の児島地区の空にデニム柄の「こいのぼり」が揚がりました。地域の伝統や産業を知ってほしいという作り手の願いが込められています。
倉敷市のジーンズメーカー「ベティスミス」の本社でデニム柄のこいのぼりを揚げたのは、近くの琴浦西認定こども園の園児です。
(園児は―)
「(Q.こいのぼりをあげてどうでした?)楽しかった」
「(Q.見てどうです?)大きかったです」
この「こいのぼり」は、地域の伝統や産業について子どもたちに関心をもってもらいたいとの思いから、ベティスミスと岡山県和気町のこいのぼりメーカー「徳永こいのぼり」が企画したものです。
(ベティスミス/大島康弘 社長)
「デニム柄にしたというのは、この地域は(国産)ジーンズ発祥の地だよというのも分かってもらいたいなと」
(徳永こいのぼり/徳永夕子 社長)
「地域のみんなが子どもを見守っているのが日本の昔からの伝統でもございますので、そういった温かい文化を守っていけたらいいなというふうに思っています」
デニム柄の「こいのぼり」は5月6日まで倉敷市児島地区の空を泳いでいます。