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難民の子どもの幸せ願うこいのぼりが岡山市役所に 難民として来日したデザイナーが手掛ける

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 6月20日の世界難民の日に向け、難民の子どもの幸せを願う「こいのぼり」が岡山市役所に展示されました。

 「国連カラー」のブルーに染まったこいのぼり。ミャンマー出身で、1993年に難民として来日した渋谷ザニーさんや、岡山県和気町のメーカー「徳永こいのぼり」などが2022年から取り組んでいるプロジェクトです。

 ファッションデザイナーでもあるザニーさんが手掛けたこいのぼりには、国連難民高等弁務官事務所「UNHCR」のロゴマークをモチーフにした「手」の模様があしらわれています。

(プロジェクトの代表/渋谷ザニーさん)
「UNHCRの活動目標は解散することなんです。手の中に人がいない、またはその人を守る必要がなくなる世界をデザインにあしらいました」

 現在、世界では紛争などで1億人以上が故郷を追われ、その半数が子どもたちだと言われています。

 難民支援の輪を広げようと、除幕式の後には募金活動も行われました。

 こいのぼりは6月20日まで展示されます。

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