6月の「世界難民の日」を前に、「こいのぼり」で難民への理解を広げようというプロジェクトが岡山市で始まりました。
難民の子どもたちの幸せを願い、国連ブルーで描かれた「こいのぼり」です。
プロジェクトには、ミャンマー出身で1993年に難民として来日した国連難民サポーターの渋谷ザニーさんや、岡山県和気町のこいのぼりメーカー「徳永こいのぼり」が参加しています。
2日は掲揚式が行われ、ファッションデザイナーでもある渋谷ザニーさんが手掛けた「こいのぼり」がお披露目されました。
(国連難民サポーター/渋谷ザニーさん)
「日本にはたくさんの伝統柄がある。ひとつひとつひもとくと、全てが希望なんですよ。まとめて集合体にして『こいのぼり』として世界平和を、命の尊さを伝えたいと思いました」
「こいのぼり」は、岡山市のルネスホールとJR岡山駅の東西コンコース内に、6月20日「世界難民の日」まで揚げられます。