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バドミントン桃田賢斗選手が日本代表を引退へ 地元への思い語る「すごく心の支えになっていた」 香川・三豊市出身

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 三豊市出身でバドミントン男子シングルスで世界選手権を2連覇した、桃田賢斗選手が日本代表からの引退を発表。地元への感謝を語りました。

(バドミントン/桃田賢斗 選手)
「まだ自分が動けるうちにジュニアの選手だったり、バドミントンの競技をしている人たちともっともっと羽を打つ時間が欲しなと思って、代表を引退しようと決意しました」

 桃田選手は2018年から世界選手権で2連覇し、世界ランキング1位になるなど、トップ選手として活躍しました。

 しかし、2020年1月、マレーシア遠征中の交通事故で顔面などを負傷しました。

 その後、出場した東京オリンピックでは1次リーグで敗退。パリオリンピック出場を目指してきましたが、代表入りは絶望的な状況となっていました。

(バドミントン/桃田賢斗 選手)
「気持ちと体のギャップが続く中で、このまま、また世界一を目指そうというところまでいけないなと判断した」

(バドミントン/桃田賢斗 選手)
「(Q.地元への思いは?)ニュースだとか報じてくれるのは、香川県出身としてすごくうれしかったし、すごく心の支えにもなっていたので、国際大会に出ない決断をしたのは少し申し訳ない気持ちですが、これからも違う角度で僕なりにバドミントンに貢献していきたいと思っているので、楽しみにしていただけたら」

(香川県バドミントン協会/大森博一 会長)
「オリンピックでは成績は残せなかったけど、バドミントン界では代表選手、世界ナンバーワンの選手でございますから誇りでございます。長い間ご苦労さんでしたとメッセージしたい」

(桃田賢斗選手 香川県後援会/[三豊市長] 山下昭史 会長)
「残念でしょうがないと思いますけど、地元のスターとして、地元の誇りとして応援していく。そういった気持ちですね」

 桃田選手は4月27日に開幕する「トマス杯」を最後に、日本代表としての活動を終えます。今後は国内大会に主軸を移して、社会人の対抗リーグ戦「SJリーグ」や全日本総合選手権には出場するということです。

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