ゴールデンウィークのおでかけにいかがでしょうか? 岡山県美作市の耕作放棄地を活用した、期間限定の「絶景スポット」が一般開放されています。
(記者リポート)
「私が今、くつろいでいるこの場所は……菜の花畑の真ん中でーす!」
美作市竹田、標高約330mの高台にある、「天空の菜の花畑」です。
この地域で農業を営む山口敦史さんらが、3haほどの耕作放棄地に2年前から種をまいています。
現在、約100万本の菜の花が満開を迎えています。
(ほのぼのハウス農場/山口敦史さん)
「コロナの時期だったり、世界各地で紛争があったり、そんな中で人々にここに来てもらって日ごろの疲れをいやしてもらって、また希望を感じてもらえる場所をこの畑につくりたいと思って」
ヤギとたわむれたり、ブランコに揺られたり……。
記者も仕事を忘れてしまうほどのんびりできる菜の花畑。実は「見て楽しむ」だけじゃないんです。
(記者リポート)
「いただきます。つぼみのプチプチした食感と、何より菜の花の味がダイレクトに伝わってきます。究極の産地直送ですね」
つぼみを摘んでそのまま食べたり、持ち帰ったりしてもOKなんです。天空の菜の花畑の一般開放は4月29日までで、入場料は500円です。
28日には菜の花畑を見下ろす、手づくりの舞台で京都の能楽師による「能」を上演する予定です。
(ほのぼのハウス農場/山口敦史さん)
「(能を通じて)豊かな収穫や平和な暮らしを願って、みんなで祈りたいと思います」