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「備前焼まつり」初の春開催 例年10月に約10万人が訪れるイベント 岡山

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 メジャーリーグ・ドジャース山本由伸投手の活躍で盛り上がる岡山県備前市で「備前焼まつり」が開かれました。春の開催は初めてです。

 28日と29日、備前市の伊部小学校で開かれた「春の備前焼まつり」です。会場には備前市に窯元を置く備前焼作家らの作品がずらりと並んでいます。

 定番のコップやお皿に加え、作家の個性あふれる作品も……。

 ニワトリの形をしたオブジェには、「阿吽」をイメージし反対側にもニワトリの顔が。

 備前焼まつりは例年10月に開かれ、約10万人の焼き物愛好家が訪れる備前焼の一大イベントです

 備前市では2025年春に備前市美術館のオープンを控えていて、伊部の街を備前焼でさらに盛り上げようと、2024年、初めて春の備前焼まつりを開きました。

 ろくろ体験ができるブースでは……。

(ろくろ体験をした子どもは―)
「やっぱり粘土は難しいです。形を作って崩れてしまうとそのあとまたやり直すのがものすごくやりにくくなるので。60点ですかね」

 作家に熱心に質問をしている男性は……。

(フランスから訪れた男性)
「(Q.どこから来ました?)フランスです。備前焼は自然界にはないものだけど、自然的にみえる、作家の魂がこの器に入っているからね!」

 山本由伸投手で注目をあびる備前市が「伝統の焼き物」でさらなる活性化を狙います。

(備前焼 嶋工房/嶋大祐さん)
「いまは山本由伸投手が有名ですけれども、それに負けない、もっともっと備前焼の良さを私たちはこれからもっともっとアピールしていきたい」

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