岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物が検出された問題です。町は希望する住民に対して血液検査を行う方針を示していましたが、早ければ2024年の秋に行う考えを4日、明らかにしました。
この問題は、吉備中央町の円城浄水場から国の暫定目標値を大きく上回る有機フッ素化合物が検出されたものです。
この問題を受けて町は4日に開かれた町議会の民生教育常任委員会で、早ければ2024年の秋にも住民の血液検査を実施する方針を明らかにしました。
町は血液検査を含めた健康への影響調査を岡山大学に「研究」として依頼しています。
現在、岡山大学の倫理審査会で審査をしていて、早ければ7月にも承認される見通しです。
町は今後、住民に調査票を配布して検査の希望者を募ります。
また、自治会の代表者に対して血液検査の概要を説明することにしています。