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浄水場から高濃度の有機フッ素化合物…住民の健康調査実施へ2024年度当初予算案可決 町長「責任者を特定次第、請求する」 岡山・吉備中央町

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 岡山県吉備中央町の浄水場から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出された問題です。町議会は、住民の健康への影響を調査するための費用などを盛り込んだ2024年度の一般会計当初予算案などを可決しました。

 19日、最終日を迎えた3月定例吉備中央町議会で総額約117億8000万円の2024年度の一般会計当初予算案など30の議案が可決されました。

 一般会計当初予算には、円城浄水場で有害性が指摘される有機フッ素化合物が3年にわたり、国の暫定目標値を超えて検出された問題に関連する費用が盛り込まれています。

 具体的には、住民の健康への影響を調査する費用として約6000万円、有機フッ素化合物の発生源の原因究明のために行うボーリング調査の費用として約800万円を計上しています。

 山本町長は健康に関する調査の具体的な内容について3月22日に発表することを明らかにしました。

(吉備中央町/山本雅則 町長)
「いろんなことをやっていく、しっかりと健康観察調査をしていく」

 また、山本町長は「有機フッ素化合物を発生させた責任者を特定次第、対応にかかった費用を請求する」と話しました。

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