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災害時にリアルタイムで避難情報などを確認 岡山市のWEB版ハザードマップ【こつこつ防災】

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 防災の話題をお伝えする「こつこつ防災」です。岡山市がWEB版のハザードマップを作成し、2月21日、市のホームページに公開しました。災害時にリアルタイムで避難情報などを確認できるようになっています。

 岡山市が導入したWEB版のハザードマップです。洪水や土砂崩れ、津波による浸水など、自然災害による被害の状況がリアルタイムで更新され、スマートフォンなどで確認することができます。

(岡山市 危機管理室/藤田朗 担当課長)
「市民の方から、『リアルタイムの状況が分からない』であるとか、『避難所の開設状況』『どこが避難場所になっているのか』、というのが分かりにくいという声がありましたので、それを補完するツールとして、WEB版ハザードマップというのを開発しました」

 WEB版ハザードマップには災害の発生時、避難レベルや避難地域が字幕で表示されます。さらに、スマートフォンなどの位置情報を活用して、現在位置を地図上に赤いマークで表示します。周辺の避難所などが分かりやすくなっています。

 地図には、色分けした災害想定箇所と、岡山市などが設置する避難所が緑色で示されています。避難所が開設すると色が赤に変わります。

 そして避難所のマークをタップすると、開設状況や混雑状況、車中泊やペットの避難が可能かどうかなど、詳しい情報を見ることができます。

 さらに、現在地から避難所までの移動ルートを徒歩と車それぞれの場合で表示します。

 色分けされた災害想定箇所をタップすると、災害の種類や規模なども確認できます。

 WEB版ハザードマップは、岡山市のホームページにアクセスして利用できます。日本語のほか、英語、韓国語、中国語にも対応しています。

(岡山市 危機管理室/藤田朗 担当課長)
「スマートフォンをお持ちの方が多くいらっしゃいますので、現在の位置においての災害のリスクであるとか、近くの避難所がどこにあるのか、どうやって行けばいいのか、このWEB版ハザードマップを使っていただいて、できるだけ迅速な避難のために活用していただきたいと思います」

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