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高松市が特別指導監査を行う社会福祉法人が第三者調査委員会を一方的に解散 市が調査へ

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 高松市が特別指導監査を行っていた障害者支援施設の運営法人が、市の求めに応じて設置した第三者調査委員会を一方的に解散しました。これを受け、今後は市が調査を進めていく方針です。

 21日の6月定例高松市議会で太田安由美議員が質問し、大西市長と健康福祉局長が回答しました。

 高松市三谷町にある知的障害者の入所施設「ウインドヒル」については、2020年に入り、パワハラや不適切な会計処理についての内部告発などがあり、その年の4月から、市が無期限の特別指導監査を行っています。

 施設の運営法人は2022年8月に市の求めに応じて第三者調査委員会を設置し調べを進めていましたが、2024年3月をもって契約を解除しました。

(高松市/大西秀人 市長)
「一方的に内部調査を中止したことは誠に遺憾に存じております」

(高松市/河野佳代 健康福祉局長)
「第三者調査委員会の委員から任意でいただいた情報では、調査結果が出る前に契約が解除されたことから、結論は出ていないと伺っている。特別指導監査を継続するため本市が直接、事実確認や法人に資料の提出を求めるなど、事態の解明・改善に向けて取り組んで参りたい」

 ウインドヒルを巡っては、2023年9月、職員の大量退職を理由に利用者9人の契約を解除し、保護者らは利用の継続などを求めて提訴する準備を進めています。

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