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障害者支援施設の契約解除問題 職員派遣かなわず…高松市長「残念だが仕方ない」

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 高松市の知的障害者の入所施設が職員の大量退職を理由に利用者の契約を解除した問題です。市が、県の協会から「職員を派遣できる施設はない」と回答を受けたことに対し、大西市長は8日の会見で「仕方ない」との考えを示しました。

(高松市/大西秀人 市長)
「残念ではございますけれども、そこは仕方がないのかなと思っています」

 契約を解除された利用者らは提訴する意向を示していて、大西市長は、今後の動きを注視していきたいとしています。

 高松市の障害者支援施設「ウインドヒル」を巡っては、職員の大量退職を理由に、2023年、利用者9人が契約を解除されました。

 利用者らは、利用の継続などを求めて高松地裁に仮処分を申し立てましたが、2024年3月に却下されました。

 こうした状況を受け高松市の大西市長は、香川県知的障害者福祉協会に4月、職員の派遣を依頼しましたが、「派遣できる施設はない」との回答を受けていました。

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