岡山のシンボルが移設されました。JR岡山駅前の「桃太郎像」が路面電車の乗り入れ工事に伴い、仮置き場に移されました。
クレーン車で吊られ、まるで空を飛ぶように移動する、宙に浮いた桃太郎像。岡山市が進めている路面電車のJR岡山駅前への乗り入れ工事に伴うもので、6月21日の深夜から22日の未明にかけて移設されました。
(記者リポート)
「桃太郎像があったのは黄色いクレーンのあたり、そこから150mほど南に……かすかに頭が見えてます」
桃太郎像は、仮置き場で引き続き駅のシンボルとしての役割を担います。
(高校生はー)
「えっ? あっちにあったよな」
「あったっけ?」
「『あったっけ』はヤバい笑」
(駅の利用者は―)
「びっくりしたんです。探して、『どこいった? なくなった?』と思ったらここにいた」
桃太郎像の写真を撮るため移設先までやってきた観光客もいました。
(観光客は―)
「東京から来ました。(Q.岡山に来たら桃太郎像と写真を?)撮りたいですね!!」
「桃太郎~」
JR岡山駅前の路面電車の乗り入れ工事は2027年3月の完了を目指していて、桃太郎像はもとあった場所の近くに戻されるということです。