多くの命が失われた岡山空襲から29日で79年となります。平和の尊さを伝えるパネル展が岡山市役所で始まりました。
パネル展は市民団体・平和推進岡山市民協議会が毎年開いているもので、岡山空襲に関する資料や写真など約100点を展示しています。
1945年の6月29日未明、岡山市はアメリカ軍による大規模な空襲を受け、当時の市街地の約6割が焼失、少なくとも1700人以上が亡くなりました。
会場にはロシアによる侵攻が続いているウクライナの写真も展示されています。
(平和推進岡山市民協議会/大石和昭 理事長)
「やはり人の命は戦争では失われる。もう一度平和と戦争の意味を考えてもらいたい」
戦争の悲惨さを伝え平和の大切さを訴えるパネル展は、7月1日まで開かれています。