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ことでんの新駅整備や複線化に自治体が財政的支援へ 実施計画を国が認定 香川

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 四国運輸局は、ことでん(高松市)の琴平線の鉄道事業再構築実施計画を認定したと発表しました。実施計画では、香川県と沿線3市4町が新しい駅の設置や複線化、安全輸送設備の更新などについて、財政的支援をすることなどが盛り込まれています。

 ことでん太田駅と仏生山駅の間に新しい駅を整備するための事業費は7億9000万円です。また、新駅整備による停車・行き違いの回数の増加に伴う所要時間の増加を解消するために太田―仏生山間の複線化も実施します。事業費は約9億8000万円です。

 ほかにも安全輸送設備の更新に72億円を投入します。ことでんでは2023年に踏切で遮断機が下りずに、列車が通過するトラブルが相次ぎました。

 ことでんによりますと、この再構築事業により、2028年度の年間利用者は2023年度に比べて83万人多い、約830万人になる見込みだということです。また営業損益も2100万円高い、1億3900万円になる見込みだということです。

 財政的支援を行うのは、香川県、高松市、丸亀市、さぬき市、三木町、綾川町、琴平町、まんのう町です。

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