SNS型の投資詐欺やロマンス詐欺が急増する中、香川県警と金融機関などがタッグを組んで被害防止に乗り出しました。
香川県警と県内に本店や支店がある銀行や証券会社が「相互に連携して被害防止に取り組む」という共同宣言を行いました。
また、詐欺の手口などを啓発するための動画を制作しました。この動画は7月からそれぞれの金融機関の窓口や商店街で上映するほか、SNSなどで動画広告としても配信します。
香川県警によりますと、2024年1月から5月までのSNSを通じた投資詐欺やロマンス詐欺の被害金額は2023年の同じ時期の9倍近い9億8800万円に上っています。
今後、警察や金融機関らは協力して動画による啓発や声掛けなどを行い、詐欺の被害を防ぎたいとしています。
(百十四銀行/大山揮一郎 専務執行役員)
「非常にインパクトのある動画を作成していただきまして、非常に頼もしい限りで、精いっぱい利用させていただきたいと思っている」