金魚をアート作品として楽しめるイベントが岡山県倉敷市で11日に始まります。
(宮川周三リポート)
「夏と言えば金魚、木の桶の中の金魚が気持ちよさそうに泳いでいます。水槽にも金魚がいてかわいらしいです。こちらは金魚だらけの空間になっています」
金魚たちが群がっているのは……備前焼。倉敷美観地区を背景にした水槽では、珍しい金魚たちが元気よく過ごしています。
倉敷市のイオンモール倉敷で11日に始まる「くらしき金魚ミュージアム」の内覧会です。約40種類1000匹ほどの金魚がアート作品として展示されています。
(宮川周三リポート)
「デジタル金魚すくいです。画面の金魚をすくうと……おみくじが出てきます」
(宮川周三リポート)
「こちらは子どもでも見やすいように低い位置に設置されています。万華鏡が置いてあってこうして眺めても楽しいですし撮影すると、不思議な画像を撮ることができます」
10日は地元の保育園児が招待され不思議な空間を楽しんでいました。
(園児は―)
「めっちゃ大きい!」
「楽しい。いろんな金魚」
「口がこうやって(ぷくっと)なっているのがおもしろい」
イベントの仕掛人は、アクアリウムクリエイターの宮澤雅教さんです。
(アクアリウムクリエイター/宮澤雅教さん)
「たくさんの方々に楽しんでいただければという思いで作りましたので、ご家族だったりカップルだったり、皆さまで見ていただければうれしいなと思います」
宮澤さんによると水槽のない時代、金魚は主に上から見て楽しんだということです。尾びれがふわりと広がる美しさを堪能してほしいと話しています。
このイベントは11日から9月16日まで倉敷市のイオンモール倉敷で開かれます。