暑い日が続いていますが、今が旬の夏野菜の価格が下がっています。スーパーでは「冷たいおかず」もよく売れているそうです。
(松木梨菜リポート)
「こちらではトマトが3個入って214円で販売されるなど、夏野菜を中心に価格が下がっているといいます」
高松市のゆめタウン高松では夏野菜の価格が例年より1割ほど下がっています。
(ゆめタウン高松/梶原雄一朗 支配人)
「お客さんにたくさん買っていただいている中で、買い物かごに入る点数が増えている状態」
特に安いのが「トマト」です。例年の7割ほどの価格で販売されています。
この他にも夏野菜ではありませんがダイコンは1本106円とお手頃な価格に。また2024年5月ごろには、1玉300円以上で売られていたキャベツは現在1玉171円です。
農林水産省によると、8日の国内の主な卸売市場のキャベツの平均卸売価格は2023年の7割ほどで、例年と比べても下がっていることが分かります。
(買い物客)
「野菜補給したいと思うけど、とにかく高かったんでありがたいです」
なぜ野菜の価格が下がっているのでしょうか。
ゆめタウン高松によると、晴れの日が続いたことから野菜がよく育ち、出荷量が増えていることが理由の1つだそうです。一方、この暑さでスーパーの販売方法にも変化があります。
(ゆめタウン高松/梶原雄一朗 支配人)
「野菜の鮮度にこだわっています。暑さの中では鮮度劣化が早いのも事実なので、2日(以内)販売を心掛けています」
野菜は入荷から2日以内で売り切りることを徹底しているそうです。
この他にも。
(松木梨菜リポート)
「連日猛暑が続く中でこちらでは冷たい総菜にも力を入れています。冷蔵庫で冷やしてそのまま食べられるものばかりです」
冷たい「ナスの煮びたし」に、だしが染みた「冷やしおでん」。これらの「冷たいおかず」はよく売れていて、総菜全体の売り上げは例年の1.5倍ほどになっているそうです。
(ゆめタウン高松/梶原雄一朗 支配人)
「物価が高騰したり電気代ガス代が高くなってて、台所に立つのに少し抵抗があるというところを、それを応援できる商品。夏バテ防止にもなると思いますのでぜひとも味わっていただきたいと思っています」