1本の茎から2つの花をつける非常に珍しいハス「双頭蓮」が高松市の栗林公園でまもなく開花を迎えます。
(記者リポート)
「栗林公園の遊歩道を歩いているとハスの池が広がっています。双頭蓮はちょっと奥のあたり高さ2mぐらいのところで見つかりました」
17日、栗林公園にハスの花の写真を撮りに来た入園者が双頭蓮のつぼみに気付きました。
ウサギの耳に似ていることから写真愛好家の間では「ウサギ」と呼ばれているそうです。
1本の茎から2つの花を付ける双頭蓮は一般的に50~100年に一度しか現れない突然変異といわれています。ただ、栗林公園では2014年から4年連続で確認されていて、ボランティアガイドが写真に撮っていました。
久しぶりに現れた双頭蓮、今はつぼみの状態ですが、数日以内に開花し、4日間ほど観賞できるということです。
(栗林公園観光事務所/梶田嘉宣 造園課長)
「見ると幸せになるといわれているので、暑い中だがぜひ栗林公園に来ていただき、双頭蓮を見ていただきたい」