子どもたちにいろいろな種類の石に触れてもらい、自分たちが暮らす地球に興味を持ってもらおうという講座が岡山県赤磐市で開かれました。
(子どもは―)
「キラキラしてる!」
子どもたちが興味津々で見ているのは「石」。ルーペをのぞいて真剣に観察しています。
赤磐市の仁美保育園で開かれた特別講座です。普段はなにげなく見ている「石」をじっくり観察することで、自分たちが暮らす地球に関心を持ってもらおうと赤磐市が企画したものです。
観察したのは岡山県が主な産地で桜のような色合いが美しい花崗岩の万成石や、新潟県で採取された流紋岩など約20種類。一番古いのは約3億年前のものだということです。
(子どもは―)
「つるつる」
(講師)
「これはマントルの石。地下50kmとか60kmの石が地上に上がってきた」
(子どもは―)
「ピンクで光ってる。きれい」
こちらの石には、大きなザクロ石、いわゆるガーネットが入っています。
(子どもは―)
「この石の中に宝石があってきれいだなと思った。(こんな石は)見たことありません」
(講師[0‐99おかやまおしえてネット]/山本典子 理事)
「地球の歴史に触れて、宇宙にも興味を持ったり、次の世代の子どもたちが地球の環境についても考えるきっかけになったらいいなと思う」