香川県土庄町で15日、先祖の霊を見送るお盆の伝統行事「精霊流し」が行われました。
小豆島霊場第70番札所・長勝寺が毎年行っているものです。
海岸に集まった地元の住民らが、水に溶ける素材でできた灯籠約250個を砂浜に並べ、波打ち際にはろうそくを立てました。
その後、日が暮れた後に灯籠を流そうとしますが、波の影響で沖まで流れず戻ってきてしまいます。
そこで、2024年は住職の判断で火を灯した灯籠を砂浜に一列に並べ、住民らは手を合わせて先祖の霊を見送りました。
(参加者)
「並べてみんなで一緒に手を合わせて送るってことが、すごくいいことだと思います」
(小豆島霊場第70番札所 長勝寺/土山悠勝 住職)
「各家の先祖の灯籠が、文字が見えて、これはこれで良かったんじゃないかな」