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父母ヶ浜に1棟貸しのホテルが建設中 樹齢2000年ほどのオリーブの巨木がシンボル 香川・三豊市

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 香川県三豊市の観光スポット父母ヶ浜の近くに「1棟貸し」のホテルの建設が進んでいます。

 トレーラーで運ばれてきたのは高さ約3m、樹齢2000年ほどのオリーブの木です。スペインからのこの木をホテルのシンボルにします。

(ホテルを建設/伊藤彰さん)
「3カ月水なしなんですよ、コンテナの中で。芽を見て、僕はよかったなと安心しました」

 三豊市の観光スポット、父母ヶ浜に新しいホテルの建設を計画しているのは、写真スタジオや結婚式場を経営する実業家、伊藤彰さん(32)です。

(ホテルを建設/伊藤彰さん)
「この階段を使いたいがために家建てたぐらいなんです。古いものを受け継いで、つないでいくっていうのをまずは住宅でやってみたっていう」

 階段は18世紀のフランスの城に使われていたものだそうです。伊藤さんはアンティークなどを用いた空間プロデューサーでもあります。

 伊藤さんのアンティークショップに並ぶ1万点以上の家具や小物。全国の写真スタジオなどにアンティーク家具などを貸し出すサブスク事業も行っています。

(ホテルを建設/伊藤彰さん)
「作っては壊すっていう文化を、古いものを受け継いだり大事にしていくことによって、ちょっとでもその文化をなくせる、少なくできるんじゃないかなと思ってます」

 そんな伊藤さんの次なる挑戦が、アンティークと父母ヶ浜の景色を満喫できるホテル事業です。

 1日に1組2人が宿泊できるホテルは2025年末までのオープンを目指しています。

(ホテルを建設/伊藤彰さん)
「100年以上経っても残ってるものってすごく選ばれたものだと思うので、力強さとか表情とか、全てを感じてもらって過ごす体験をしてもらいたいなと思っています」

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