農作物の豊作を願って地域住民らが奇抜な化粧と衣装で練り歩く祭りが高松市で開かれました。
高松市香川町の浅野地区で行われた「ひょうげ祭り」です。「ひょうげ」とは「おどける」や「ふざける」という意味の香川県の方言です。
参加者は奇抜な衣装と色鮮やかな化粧で、おもしろおかしく約2kmを練り歩きました。
(参加した小学生)
「オレの顔がそんなに面白いの、なんなんだよ」
この祭りは、水不足を解消しようとこの地域にため池を作った、江戸時代の讃岐高松藩士、矢延平六をたたえたもので高松市の無形民俗文化財に指定されています。
(訪れた小学生)
「毎年来ているけど、全然飽きん。ふざけている感じとかが面白い」
(香川町ひょうげ祭り保存会/松下忠之 会長代理)
「男前には男前の化粧をしてもらわないと衣装なんか、これ全部手作りです。そういうとこを見てもらって。金とか銀は使ってませんけど」