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防災機能備えた公園など 倉敷市真備地区の新たな防災拠点を自治体や企業が視察 岡山

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 6年前の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備地区で、2024年に新たに整備された防災拠点の視察ツアーが行われました。

 倉敷市真備地区を流れる小田川と高梁川では、氾濫を防ぐため、合流点を下流に付け替える工事が行われ、2024年3月に完了しました。

 また2024年7月には、当時、堤防が決壊した小田川沿いに、防災機能を備えた「まびふれあい公園」が完成しました。

 19日の「真備復興視察ツアー」には、全国の自治体や防災に関わる企業、団体などから30人が参加しました。20日に倉敷市で開かれる「防災トイレフォーラム」に合わせ、市が主催したものです。

 一行は、合流点付け替え工事が行われた現場を視察しました。続いて、まびふれあい公園では、倉敷市の伊東香織市長や職員らが、平常時と災害時の両面で活用できる公園の特徴を説明しました。

(倉敷市/伊東香織 市長)
「この場所は、私たちにとって復興のシンボルとしての公園」

 公園の防災備蓄倉庫には、約300人が1日過ごせる非常食や水、毛布などを備えています。

 また、マンホールトイレは下水道管に流せる仕組みになっていて、衛生的に利用できるということです。

(岡山市から参加)
「きれいな風景で、ここで災害があったということが信じられない」
(札幌市から参加)
「災害時はトイレがよく問題になると聞いているので、こちらのような施設を我々の方でも参考にしていきたい」

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