四国の自治体で初めてとなるインターネット上の誹謗中傷を防ぐ条例案が坂出市議会で可決されたことを受けて、市長が思いを述べました。
(坂出市/有福哲二 市長)
「市民の皆さまにも坂出市は誹謗中傷を許さないと、そして被害者にならないように我々も気配りというか環境を整えていくことをしていかなければならない」
25日、坂出市議会は「インターネット上の誹謗中傷等の防止に関する条例案」を全会一致で可決しました。
条例に罰則はなく、市民が情報を正しく理解して誤った情報を拡散しない環境をつくることが目的です。
坂出市はインターネットリテラシーを向上させるための施策や、インターネット上で発信した情報に不安を抱える人たちに向けた相談体制などを整えていきたいとしています。
条例の制定は、四国の自治体で初めてで、10月1日に施行されるということです。