岡山市の旭川の支流、三谷川で国の暫定目標値を上回る有機フッ素化合物が検出された問題です。市が行った追加調査で、さらに三谷川の2つの支流で国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出されました。
検出されたのは岡山市北区御津地区の三谷川の支流・石原川と間瀬川の合わせて6地点です。
岡山市の調査によると、国の暫定目標値に対して最大で6.4倍となる1Lあたり320ngの有機フッ素化合物が検出されたということです。
さらに、御津地区で個人や企業が所有する8つの井戸水を調べたところ、全てで有機フッ素化合物の値が国の暫定目標値を超えていたということです。
これまでのところ体調に異変が出たという情報は、寄せられていないということです。
市は三谷川周辺の8つの事業所へ聞き取りを行ったものの原因の特定には至っておらず、引き続き調査を実施するとしています。