岡山県は、子どもたちが健やかに成長するための総合計画を作ろうとしています。19日の協議会では子どもや若者からも意見を聞いて最終案をまとめることなどを確認しました。
県が示した2025年度からの計画案では、少子化対策をはじめ、子どもや若者の居場所づくりや発達障害を専門とする医師の育成などに取り組むことを掲げています。
出席した委員からは「『生理の貧困』についても踏み込んでほしい」や「発達障害の子どもたちが通う 療育施設を増やしてほしい」などの意見が出ました。
県は今後、当事者となる子どもや若者にも意見を聞くなどして、2025年2月には最終案をまとめる方針です。
(岡山県青少年問題協議会/三村由香里 会長)
「子どもたちが自分の意見をちゃんと反映しながら大人に伝えるというきっかけにもなればいいなと思います。岡山県全体で子どもを支援していくという環境がきめ細かくできていくといいなと思っています」