百十四銀行(高松市)は30日、暮らしや消費に関するアンケート調査の結果を発表しました。
景況感を尋ねたところ、1年前と「変わっていない」と答えた人が62.8%と最多でした。物価について尋ねたところ、1年前より「上がった」と答えた人が83.1%と最多でした。
物価高の影響で、どんな財・サービスの支出が増減したか尋ねたところ、家で調理するための食材は75%の人が「増えた」と答えた一方で、外食費は20%が「増えた」、16%が「減った」と答えました。衣料費は8%が「増えた」、17%が「減った」と答えました。
また収入について尋ねたところ、1年前と「変わらない」と答えた人が59.3%と最多でした。年齢別では、20代の27.8%が「増えた」と答えた一方で、60代の25.7%が「減った」と答えました。
夏のボーナスの使い道について尋ねたところ、「預貯金」と答えた人が44.4%と前年より9.2ポイント増え、「生活補填」と答えた人は22.1%で前年より2.9ポイント減りました。
百十四銀行では、「2024年に入って物価が落ち着きはじめ、ボーナスなど収入の増加もみられており、今後の暮らし向きの改善に期待したい」と分析しています。
調査は2024年8月から9月にかけて香川県在住の20~69歳の男女にインターネットで行い、513人から回答を得ました。