JR四国によりますと、18日午前9時15分ごろ、土讃線・土佐北川駅で線路の下を通る旅客通路に、長さ約58cmのボルトが落ちていると連絡がありました。高知保線区の社員が現地を確認したところ、橋の吊り材のボルトだと分かりました。
ボルトは、鉄骨の一部の揺れを防ぐために止めている数本のうちの1本で、JRでは列車の振動でナットが緩み、ボルトが抜け落ちたのではないかと推定しています。ボルトが抜けた箇所を点検し、列車の運行に問題ないとして現在も通常運行しています。
土佐北川駅は、川に架かる鉄橋の一部が駅になっている「橋上駅」で、線路の下と脇に人が通る通路があり、橋上のホームへ行けるようになっています。2023年1月に現場点検は行っていたということです。