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【予報士解説】宮崎県に「線状降水帯発生情報」 10月発表は初めて 警戒いつまで?

社会

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 22日、宮崎県で線状降水帯が発生しました。何が起きているのでしょうか。

 (今村涼子気象予報士解説)  (Q.どうしてこの時期に発生したのでしょうか?)  10月に線状降水帯発生情報が発表されるのは運用開始以来、初めてのことで、季節外れの線状降水帯で今も継続して非常に激しい雨が降り続いています。

 なぜ発生したのかというと、この雨雲の元となる暖かく湿った空気がこの時期としては非常に強く、その背景にはこの秋の記録的な気温の高さや海面水温が高いことが影響しています。

 このため、まだ季節が夏を引きずっているような状況で、夏のように積乱雲がかたまりとなって発達して、集中豪雨のような形になっているというわけです。

 (Q.警戒はいつ頃まで必要でしょうか?)  22日夜いっぱいはまだ激しく降りそうで、この後も特に宮崎県内から大分県内に活発な雨雲が掛かりやすい状況です。

 夜にかけても災害リスクが一気に高まる恐れがありますので、警戒を強めた状態を緩めないでいただきたいと思います。

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