生後2カ月の長男の遺体を自宅の部屋に放置した疑いで、11日、岡山県津山市の20代の夫婦が逮捕されました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、津山市の無職の男(25)と妻で無職の女(22)です。
警察によりますと、2人は共謀し、何らかの理由で9日ごろに死亡した生後2カ月の長男の遺体を11日まで自宅の部屋に放置した疑いが持たれています。
男の知人の男性から「友人と連絡が取れない」と通報を受けた警察が11日、夫婦の自宅を訪れたところ遺体を見つけ、その後、2人を逮捕しました。
警察の調べに対し、2人は「間違いありません」と容疑を認めています。
通報した男性は男から「子どもが亡くなっているようだ」と相談を受けていたということです。
長男の遺体に目立った傷はなく、警察は司法解剖をして死因を特定するとともに、事件のいきさつについて調べる方針です。